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歯周病とインフルエンザ感染

2018年12月6日

皆様、大変お久しぶりです!

あれよあれよという間にもう師走ですね!

 

 

暑い日と寒い日が短期間で入れ替わり、体調を崩す方もいらっしゃるのではないでしょうか…。

最近ではちらほらインフルエンザ感染の話も聞こえてきます。

 

そこで、今日は

歯周病とインフルエンザの関連性

についてお話したいと思います!

 

毎年推定1000万人が罹患するといわれるインフルエンザ。

最近の研究では

歯周病はインフルエンザウイルスの増殖を助け、タミフルやリレンザなどの抗ウイルス薬を効きにくくする

ということが分かってきました。

 

 

お口の中の歯周病菌は、粘膜にインフルエンザウイルスを侵入しやすくする酵素(プロテアーゼやノイラミニダーゼ)を作り出します。

その酵素は抗ウイルス薬でも抑制できないのです。

 

要するに

お口の中を不衛生な状態にしておくとインフルエンザウイルスの感染を助ける

ということですね!

特に免疫力の弱い高齢者の方は重症化する可能性もあります。

 

 

ウイルスはのどや鼻の奥に感染して一気に増殖します。

食後の歯磨きなどのセルフケアと共に、自分では行えない歯科医院での専門的な口腔ケアも合わせて、お口の中の清潔を保ちましょう!

 

お口の中の細菌は歯面上だけでも約10億個/mg 存在します。

その他咽頭粘膜、舌苔、歯周ポケットにも各々 約1億個/mg 存在しています。

たった1mgでその個数…なんだか、想像するだけで凄そうですよね…!

 

歯ブラシと合わせて、ぜひフロスやマウスウォッシュも併用した口腔ケアを行なって、インフルエンザを予防しましょう!

 

もちろん、自分ではなかなか難しい部分もありますので、当院がお口の清潔を保つお手伝いをさせて頂きます!

 

 

年末も近付くこの季節、インフルエンザ予防とキレイなお口での新年へ向けて、最終チェックを!

 

ぜひ一度足をお運び下さい♫お待ちしております